HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

ラオス:ビエンチャン パトゥーサイ

次ぎなる目的地はパトゥーサイ。
パリの凱旋門を模して作られたという戦没者慰霊のための記念の門だそうです。

前を行くトラック、ラオスの文字はさっぱりわかりませ~ん。
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これがパトゥーサイ。
見事にラオス風ですね。
サイではなく道を行く大きな象にも見えたりして・・・。
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中国から贈られたと思われる噴水、まともに動いているのかどうか・・・。
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門の近くに寄ってみると壁はそこかしこレリーフで飾られています。
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外壁コーナーにも細かい装飾。
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門の下でのんびりくつろぐ人たち。
今後よくみかけるトランプゲームをしている人も。
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鼻で笛を吹いてお金を稼いでいました。
周りの人はけっこう楽しんでいます。
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門の一角にある土産店。
なんだか一向にやる気感じませんねえ。
どこか大阪の新世界の通天閣の足元に類似してるかもです。
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天井を見上げるとそこにも見事な装飾が。

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寄って見ると塗装がはげてたりします。外部は形になってますが内部はまだ未完だそうです。
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パリの凱旋門と同じで屋上に出れるそうですが、今回も本場のパリでも屋上は未経験。

しかしながらこの眺めはパリのシャンゼリゼ通りのようでもあります。
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門の回りにはトゥクトゥクが待機してます。
ビエンチャンの街中で、トゥクトゥクの運転手は盛んに声をかけてきますが
そうしつこい程ではありません。
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さて、なにゆえラオスなのかを少々書いておこうと思います。

まだ勤めていた頃、会社ではアジア支援のNPO活動をしていました。

カンボジアの農業支援で井戸を掘ったり
ベトナム職業訓練学校建設を計画したり
ラオス移動図書館にオリジナルの絵本を寄贈したり。

私は「水のぼうけん」というテーマで絵本を描き、それをラオス語に翻訳したものを
5000部ラオス移動図書館に寄贈させてもらいました。
この絵本はなぜか日本の国会図書館にも収蔵されているとか。

ストーリーは自分が子供の時見た絵本のパクリですが
大海原を行く雲が陸地の山にぶつかり、雨となって地上に降り注ぎます。

しおれた花に元気を与えたり
渇きに苦しむトラを救ったり
川の魚と話をしながら
やがて海に出ます。
そこでまた雲となって、一番最初に戻りまた繰り返す、というもの。

輪廻転生と布施の心、一方で世の中を科学的に見てみること、
そして何よりも海を知らないラオスの子供たちに
海を見てみたいとの夢を持ってもらいたいとの思いが込められています。

ラオスの子供たちのために絵本を創りましたが
そのラオスという国をこの目で見てみたい、という思いがありました。

毎年のようにスリランカを訪問する「ついで」に今まで
シンガポールやマレーシアを訪ね歩いています。

今回は久々にタイを訪問、そしてラオスに照準をあてました。

ラオスは日本人にとっては未知の国というイメージがあります。
今回ラオスを訪問し感じたのはヨーロッパと韓国の観光客であふれている事。
特にフランスにとってはポピュラーな観光地なのではないでしょうか。

そんな背景を踏まえつつ旅のレポートを続けようと思います。