中世のヨーロッパにおいて天動説が有力だったように、世界は自分を中心に回っていると勘違いしがち。
自分は絶対不動、自分の価値観を基本に置いてしっかり生きているのだ、と。
自分はあくまでも正しくあるべき、自分がこう考えるなら人もそうに違いない、のだと。
自分の立場があるゆえに違う考え方を認めたがらない、認めずに異端として攻撃対象にしてしまう。
人は自分が見えるものを信ずるのと同じように、自分の考えが正しいものと思い込む。
馴染みの無いもの、未知なものには恐れの感情をいだき、警戒して相手を理解しようとしない。
これは西洋において顕著で、SF映画に登場する宇宙からの来訪者はおしなべて人類の敵なのであ~る。
まあETのような例外はありましたが・・・。
エイリアン=外敵、侵略者の構図、これは歴史や地理的要因から醸成されたものなのかも。
いずれにしても大なり小なり自己中の人は身の回りにたくさんいます。
そういう自分もそうですから・・・。