スリランカ公演に行った和太鼓集の皆さんもひとりを除き全員出席、食事の前後に演奏を行いました。
レストランがある場所は住宅街のど真ん中だったのですがさいわい地下なので太鼓を打つ事ができました。
太鼓は自分たちのチームのものを借り、尺三と締めを2台ずつ、マイカーに積んで行きました。
以前同じような構成で施設に演奏会に行ったことがあるので積み込みはあっという間に完了、
何事も経験しておくことは大事なことを再認識。
実は今年八丈の演奏で同じ車に尺八の太鼓を三台積もうとしたらどうにも乗らないことが判明、
急遽一台を尺六にした事があったり。(汗)
台が思いのほかかさばったりするんですねえ。
演奏はまずは自作曲「太鼓で話そう」を深沢組3人と公認指導員チーム2人で小さめの音で始めました。
天井が低く、そう広くはなかったので始めから全開パワーで突っ走るのはちょい危険と判断、
それでも天井の照明が太鼓の振動で二つ切れました・・・。
引き続きスリランカで演奏してきた「感謝」、「虚空」を。
お互いの呼吸をはかりながらの演奏は実にスリリングで楽しいものになりました。
食事のあとは、女性三人組シンシアの太鼓を二曲(今回は二人で演奏)、私はチャッパでちょこっと彩を、
八木節では篠笛で参加しました。
八木節はメロディーがないと太鼓だけでは八木節とはわかりません。
その後深沢組みのアンコールにこたえて即興にて八丈風のものと練り込み囃子を。
八丈台がないので斜め台を使い、これに締めを加えてその場で八丈風創作太鼓を。
打ち合わせをちょこちょこっとしてその場で構成できちゃうのはとてもありがたいです。
そんなこんなでお開きになりましたが外に出ると雨。
そそくさと太鼓を積み込んで学校まで太鼓を返しに行きました。
帰りの車で深沢組のA君は盛んに八丈の自分の出来を悔しがっていました。
八丈はソロなので打ちたいように打てばよい太鼓ですが、打ちたいように打てなかった自分が悔しいと。
(観客はやんやの喝采だった・・・)
こういうすばらしい打ち手と一緒に打てるのはとてもうれしく思いました。
太鼓は惰性で打つな、と今の指導者には言われています。
まさに一打一打に集中してなおかつ肩の力を抜いて太鼓を打ちたいものです。
あ、私の心残り、スリランカの魚カレーに舌鼓を打ちたかったなあ。(笑)
(出たのは鶏、豆、カボチャの三種類)
最後は食物かい・・・。