当初は八丈太鼓等やるつもりでしたが、20日に予定外のソロ演奏の依頼が入りそうだったため
その予行演習を兼ねてソロ演奏に変更させてもらいました。
といってもソロはそうこなした事がないため、
一尺八寸正面打ちと締め太鼓を組み合わせ、一人屋台囃子にチャレンジしました。
太鼓は日本から持って行った新品のため、特に締め太鼓の音が出ません。
水飴の表面を打っている感じで跳ね返りも音もまったく勝手が違い難儀しました。
一尺八寸の太鼓も一尺六寸より音が高かったり、
とにかく何もかもが初めての状態なのでその点は不満が残りました。
その後は女性三人組の演奏があり、太鼓配置換えでけっこう時間がかかりました。
場つなぎで急遽チャッパのソロを入れてみたり、
こういう場合は臨機応変に対応するしかありません。
女性三人組の太鼓も斜め台を三台使って演奏の予定でしたが
そうすると曲が変わっても見栄えが一緒なのでどれも同じに見えてしまう可能性があると思い
最後の曲は一台水平打ちに変更してもらいました。
同じ曲でも見え方に変化があるととガラリと変わるものです。
本人たちは違う曲を演奏しているつもりでも見る方からはその違いがわからない事もしばしば。
その意味では舞台構成も重要な要素となります。
つづく