■物事に打ち込むには腰を据えて■
何と言う事はない太鼓の話であります。
先日の演奏会の中で自分に課したテーマがありました。
それは、基礎打ちの成果を披露しよう、という至極単純な事。
この一年、新講師が来られ、基礎を一から文字通り叩き込まれております。
太鼓はただ打っている姿を見せても伝わるものがない。
きちんと打ち込んでいる人からは太鼓の音以上のものが伝わってくるものです。
そのためには打ち込む姿が大事。
今回の演奏では腰の位置を低めに決め、腰のひねりをバチに伝える打ち方をしてみた。
一打一打のキレ、動作のキメ、を特に意識。
腰を中心に音を繰り出すような打ち方ができたように思う。
後で演奏ビデオにて確認するに、打ち方は成功しているように見える。
後半、意識的にテンポアップしたつもりだったが、実際は予想以上にどんどん速くなっていたようだ。
これはこれで、皆の勢いという事でよしとしましょう。