先日の御諏訪太鼓講習会でやったトコトコトコトコを1人ずつリレーして行く基礎打ち、
以前もやったのですがその意味が伝わっていなかったと思われます。
基礎打ちは、それが何のために行うかをやる本人が自覚していないとただの作業になってしまいます。
まずは太鼓の一番の基礎「一定のテンポをキープする」、これができないと太鼓になりません。
でもいざ演奏してみると皆の音が揃わない、早くなってしまう、という状態。
最近指導者によく言われるのですが、目の前に観客がいる、という自覚なしに太鼓を打っている?
観客のためというよりは自分が打ちたいから打っている、
言葉を変えれば自分で好きなように打っている、ということ。
人前で演奏しなければそれでも良いと思いますが、そういう感覚では感動には縁がない太鼓に。
単にテンポをキープするのが重要、という事ではなく、
「何のために」太鼓を打っているのかの自覚が最重要事項と思われます。
一週間のうち、3時間くらいは他の事を考えずに太鼓に打ち込む瞬間があっても良いと思います。
今のチームはその辺の温度差があり過ぎるように感じます。
今度は自分たちの演奏を演者と観客に分けて練習する場も設けてみようかと思います。
そこに感動するヒントが隠されtれいるかも知れません。