HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:空間感

一ヶ月ぶりに屋台囃子のワークショップに参加。
 
この日は午前三宅、午後八丈、夜屋台囃子といつになく詰まったスケジュールをこなしました。
 
屋台囃子の教室にはちょこっと遅れて入ったのでしたが、ドアを開けてびっくり、
 
いつもは3~4人ほどなのに、この日は私を入れて6人!
 
前半は基礎の大太鼓、後半は締めの玉入れまでをやりました。
 
フレーズは殆ど覚えたつもりだったのですが、皆と合わせるとまだ完璧でなかったり・・・。
 
それでも反復練習でつまらずに打てるところまで来たので、曲の抑揚に気を付けて打つように心がけました。
 
一通り皆で打ち、先生から指摘されたポイントはもう少し太鼓から遠ざかって打った方がよいという点。
 
太鼓に近いと全体に縮こまって見えてしまうので、太鼓から離れ、大きく見せる事を言われました。
 
屋台囃子は座って太鼓を抱えるようにして打つので、太鼓から離れるという事は
 
体を少し後ろにそらし気味にしなければなりません。
 
姿勢としては腰に負担がかかりそうでちょっとタイヘン。
 
でも太鼓から離れるというのは確かにその通りで、自分達のチームでも経験の浅い人は
 
太鼓に近い位置で打っている事が多いようです。
 
腕が縮こまって、全体の印象が小さい。
 
太鼓から離れる事で腕が伸び、太鼓を打ち込む姿が美しくなります。
 
そう言えば大きく打ち込む時は遠くから、と八丈の先生もおっしゃってました。
 
三宅でも太鼓に近いと腕が伸び切れず音が詰まると。
 
太鼓から離れる事、これは三宅にも八丈にも当てはまる、太鼓の一つの真理かも知れません。