HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

オハイオ:グレイハウンド長距離バスの旅

イメージ 2
 ミルウォーキーの鉄道・バスのステーション
 
ミルウォーキーからシカゴ、シカゴからトレドまで予定では9時間半のバスの旅の始まり。
 
チケットはネットで購入し、プリントアウトしたものをそのまま乗車口で渡します。
席は自由席、早い者勝ちです。
 
待合ゲートにはどこ行きとかの標識は一切なく、カウンターで確認をして言われた番号のところに並びます。
 
イメージ 3
 
案の定15分遅れの出発。だいぶこの国のテンポがわかってまいりました。
 
バスの前の列二列は身障者やシニアのために空けておきます。
フリーウェイをひたすら南下。
 
アメリカの高速は南北路線は奇数・東西路線は偶数になっているとの事。

 
イメージ 4
 アメリカでは珍しいボンネット型ではないトラック。
 
1時間40分でシカゴに到着。
シカゴのグレイハウンドの駅は中心地からちょいはずれたところにありました。
さすがに発着番線も沢山あります。

 
イメージ 7
 
ふたたびチケットを見せて発車番線を確認。NO9ですがTOLED行きの表示は一切なし。
黒人のファミリーにデトロイトへ行くか?と聞かれましたが自分はトレド行きのラインに並んでいる、とこたえるしかありません。
 
イメージ 6
隣のレーンにはクリーブランドとかニューヨークとかの表示は出ています。
結局乗車の時には皆いっしょくたに乗る事になりました。
最終目的地はニューヨーク。アナウンスがないので皆疑心暗鬼に・・・。

 
出発まで少々時間があったのでデリで途中の食事用にスモークターキーロールを、お昼としてチリドッグをオーダー、レジのところで黒人のお姉ちゃんが盛んに何か言ってます。

よ~く聞くとイェレbンフィフティと言っているのが判明、会計の最中にスチロール製のコップをくれます。
これは?と尋ねると横のドリンクディスペンサーを指差して教えてくれました。頼んだ覚えはないんだけど・・・。
このチリドッグがまたアメリカンで、でっかいソーセージにそれが見えなくなるくらいのメルティングチーズ、チリビーンズが乗っかってます。
この光景にはもう慣れましたけどね。
 
イメージ 1
 
11:05分初のバスはまたもや40分遅れで出発。
 
今度は一番後ろの席に座りました。
シカゴを出て、かなりちょくちょく高速から降りて客をひろって行きます。
三分の一くらい来たSOUTH BENDという空港があるところでついに満席。
 
一番後ろで横になっていけるかも、という野望は見事打ち砕かれましたのでございました。
 
イメージ 8
 
4:40分頃、10分の食事休憩、ファーストフード、トイレ、ショップなどがあり、オバマ大統領の顔写真入りのマグカップをはじめいかにもという土産物が並んでおります。
 
アメリカの高速はすべてが無料のフリーウェイということではなく、TOOL WAYという有料道路もあるんですね。
ほぼ東西に走る80号や90号は有料道路でした。
これは州によっても違うそうです。
 
最後尾に座ったのですが、ちょいまいったのは真後ろの壁から外気の熱風が噴出してきます。
途中シカゴで買ったスモークターキーロールの包装紙を熱風が出てくる隙間に押し込み、かなりましになりましたがいろいろあるもんです。
 
夕刻6時35分着予定ですが大幅に遅れそうなので、借りてきた携帯で連絡をとりました。
 
役に立ったのはビデオカメラに搭載されているGPSシステム。
自分の位置がどこなのかばっちりわかります。
それでもトレドに帰りついたのは予定より一時間以上遅れの午後7時40分。
 
イメージ 5
 
今回の旅でトレド~ミルウォーキーの移動は列車のアムトラックの方がバスのグレイハウンドよりも23$ほど高いですが、列車の方が快適な事が判明いたしました。