HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

オハイオ:ミルウォーキー到着

イメージ 7
 
ミルウォーキー駅に到着。
車内アナウンスでMILWAUKEE AIRPORTがなんたらかんたら言っていたので一応車掌にミルウォーキーである事を確認(以前飛行機でボストンに到着と思っていたらそこはフィラデルフィアだった事がありんす・・・)
 
まずはホテルにチェックイン、ここのエレベーターは扉が開いてもまだ少し動いているという代物、日本では絶対許されませんね。
 
到着が予定より遅くなったのでハーレーミュージアムは翌日にし、夕方六時に出航する観光船をチョイスしました。
ミシガン湖に出るまで運河を下っていくのでありますが、大きな船が通る度に川にかかっている橋がことごとく上に上がる仕組みになっています。
その間道路上では人や車は遮断機の前で待っています。
 
イメージ 5
イメージ 6
 
90分の船旅はちょうど日没にかかり、とても印象的。
ミシガン湖はまるで海のように広く、潮風ではないので肌にべたつく事もなく風が気持ちいいです。
 
ところで今回、ガイドブック地球の歩き方の情報があまりあてにならない事が判明。
観光船出航時間やその費用、ホテルの値段、地図の情報は2011年判になっているにも拘わらず違っている部分が多々ありました。
 
ホテルに戻り食事をとるために街をぶ~らぶ~ら。
ミルウォーキーはドイツ系移民の街という事で、ブリュアリーやビヤハウス等が並んでいる町並みがあります。
ホテルにあったクーポンを握り締め、昼はチーズショップ、夜はパブという店に行ってみましたがなぜか無情にも閉まってました。
ビヤホールに一人で入るのもつまらないので、さらにうろつくと、THAI PALACEとKING&I(王様と私)という名前のタイレストランが二軒、けっこう高級そうな面構えで並んでおりました。
他になければタイ料理にしてみようかと思いさらにワンダーアバウト。
 
ちょっと行ったところに24時間営業の客が一人も入っていないアメリカンダイナーの前を通り過ぎようとしたその瞬間、ここはディープなアメリカを体験をしてみようという考えが頭をもたげてしまいました。
 
イメージ 1
 
店に入ると、小太りの黒人のお姉ちゃんがカウンター越に掃除をしています。
カウンターには店の主人とおぼしき初老の白人男性が新聞を読んでおります。
 
お姉ちゃんは何か言ってますが早くてよく聞き取れません。
3回くらい繰り返してもらい、ここで食べていくのか?持ち帰りなのか?と言っているらしい事が判明。
YES、と答えるとまた何やら言ってます。
「何言ってるかよくわからないよ」と日本語で答えると、向こうにもあきらめと困惑の表情が浮かぶのがわかります。
これはどこでも誰でも同じような感じで起こる現象でありました。
 
さて、いよいよオーダーです。
メニューを眺めているとまた何やら。
どうやらセットメニューがお薦めと言っているようです。
AMERICAN BREAKFAST MENUは2種類あってどれも4$99、メニューの写真がありますがこれはちょっとという感じなので却下。
BREAKFASTとありながらALL DAY LONG、要は一日中あるということではないか。
 
イメージ 2
 
野菜不足気味なのでグリーンサラダとフィッシュフライと付け合せのポテトフライ、コーヒーをオーダー。コーヒーのサイズをきかれレギュラーを頼みましたが、その後お代わり自由なのが判明し、サイズの違いってなんなのだろう?
 
さて、出てきましたよ、まずはグリーンサラダ。
 
グリーンサラダとは名ばかりでレタスが全体的に茶色っぽく変色していてブラウンサラダになってました。
グリーンサラダに熱々の揚げパン、昔小学校の給食で出たものにそっくりなものがついてます。
 
イメージ 3
 
フィッシュフライは白身の魚のフリッターのよう、ポテトフライも油があがっちゃってる感じ・・・。これにホイートブレッドが2枚。
小さなカップに入ったコールスルー(キャベツサラダ)が一番うまかった。
 
イメージ 4
 
食事中にも拘わらずお姉ちゃんは床掃除してるし、そのお陰で店内に塩素の臭いが立ち込めます。
 
ま、それでもEVERYTHING IS OK?と客を気遣ってくれ、コーヒーも注いでくれます。
しめて17,39$、日本円で1400円ほどのディナーでありました。
さすがにサラダは大半を残しましたが、これでアメリカらしさの体験は大成功であります。
 
ホテルの隣のストアでデザートのアイスクリームを買い、部屋でいただきましたが、
これがやはりアメリカンサイズ(約500CC)、お腹いっぱいの幸せに包まれて眠りに落ちたのでありました。