HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

オハイオ:アムトラック

トレドからミルウォーキーまでの列車のチケットを予約をしようとしたらシカゴでの乗り換え時間が二時間半ほどあります。
 
個別に時刻表を見てみると45分ほどで乗り換えられる列車があり、とりあえずそのチケットを予約。
トレドからシカゴまでは指定席、シカゴからミルウォーキーまでは自由席のようです。
 
当日早朝5時半ころ、トレドの駅に車で送ってもらい予約表を提出してチケットを発行してもらいます。
 
イメージ 10
イメージ 11
 
手続きはいたって簡単でしたが指定席なのに車両や指定席の番号がどこにも書いてありません。
 
イメージ 9
 
少々不安を感じながら出発の6時15分を待ちますが列車はいっこうに来る気配がありません。
遅れること20分ほどで列車が到着、まずは子供や老人、身障者が優先され、一人客は前の方で乗るようにと指示され、数両前の列に並びます。
 
そこで車掌が車両と座席番号を決め口頭で教えてくれます。ここで初めて座席が指定されるわけですね。ふむ。
席は通路側でしたがシートはかなり大きくゆったり、ビュフェも付いておりディーゼル機関車が引っ張る車両は静かでなかなか快適な旅を楽しめました。
 
イメージ 3
イメージ 4
イメージ 5
 
シカゴが近づいて来ると列車は大減速、えらいノロノロ運転になりました。
これでシカゴからミルウォーキーへの乗り継ぎ便は完全にアウトであります。
 
イメージ 6
イメージ 7
新聞自販機。左サイドにシカゴ・トリビューンのものがありますね。
イメージ 8
駅の待合ホール。すばらしい大空間です。
 
シカゴに着いたのは予定より2時間近く遅れ、何のことはない、これはネットで指示された予定通りの列車に乗り継ぐ事に。
列車は遅れるのが織り込み済みという事なんでしょうな。
日本の交通機関の緻密さは驚嘆に値するものと思われます。
 
それから1時間ばかり街をうろついて乗り込みゲートに行くとたくさんの人が待っています。
また遅れたのかと思って待っていると5分前に受付を終了との表示が目に入りました。
念のために係員に聞くと何と列車の乗り込み手続きは終了しているので次のに乗るようにと!
 
うへえ、また二時間後・・・。シカゴは通過だけの予定でしたが、この際観光をしようと街に出るとビルの前に行列が目に入りました。
シアーズタワーという世界で二番目に高いビルだそうで、それならばと展望階までのチケットを購入。
しかし、行列は遅々として進まず、エレヴェーターに乗る前に紹介の映画を観させられたり、時間の経つのが気が気ではありませなんだ。
エレベーターが二台しかなく、やっとの事で残り30分で展望階に到着。文字通り走り回って街の眺望を「楽しみ」ました。
イメージ 1
目の前に広がるのはミシガン湖。 
イメージ 2
床もガラス張りの展望室。ビルから飛び出ています。
 
帰りのエレベーターは待ち時間無しで乗れ、その足で一目散に駅に。
 
今度は発車の10分前には列車に乗り込む事に成功。
自由席なので好きなところに座ります。
改札も何もなかったけど大丈夫だったのかな。
 
発車してしばらくすると車掌が検札に回ってきました。
なるほど、そういう事だったのか。
 
後はミルウォーキーに着くだけです。