長野県松本市、今回初訪問となりました。
東京を車で出発、中央高速、長野道を経て約2時間半で到着、
太鼓祭りで賑わっておりましたが、落ち着きのある城下町です。
松本といえば国宝に指定された松本城、
観光客になりきって早速お城を訪れました。
手前の芝生はかつて本丸御殿があったとことろ
夜はライトアップされています
天守に登るには入場制限がされており、30分ほど待つことになりますが
テントの下、椅子が並べられ、立って待つ事はありません。
また待ち時間の間ボランティアの方がクイズ形式でお城の情報を伝授してくれ、
待ち時間が苦痛なく有意義になるよう工夫がされておりました。
五層六階の木造天守閣は外壁に黒漆が塗られ、鎧をまとった武将のような出で立ち、
その年齢はゆうに400歳を超えているとされています。
明治の世になって廃城となり危うく解体されるところを市民の有志が救った歴史があります。
松本は交通流通の拠点で商都として栄え、その富を持って教育の先進性があり、
市民の教育水準や意識が高く、町のシンボルとしてのお城の危機を救ってきた経緯があります。
今回の目的の松本城太鼓祭りも31回目を迎える由緒あるイベントで、
町の中に三ヶ所ある特設会場から太鼓の音が轟いておりました。
町を歩いているとモダンな鰹節屋さんがあったので立ち寄ってみました。
松本市は長野県、海がないのに何でかつ節屋さんなの?と不思議に思い尋ねて見ると、
信州松本はお蕎麦の本場、そのお蕎麦のつゆのダシをとるのに鰹節が不可欠、
ダシ文化の一つとして鰹節文化が発達したとの事。
そう言えば、お蕎麦屋さんのつゆを始め、旅館の料理もダシが効いていてとても美味しかった。
途中相模湖から下の道で帰り、予定より2時間遅れの夜の8時半頃帰着しました。