HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:非常事態の国政

福島第一原発の海水注入を菅首相が中断させたのではないかと
国会で首相責任論を追求した自民党谷垣総裁、
 
実際は中断がなかったという事実が判明し、東電の疑義報告に見事に踊らされた格好である。
失策として問題化し、ここぞとばかりに首相退陣に迫ろうとした自民党もいい面の皮。
 
それにしてもこんな不毛な答弁を国会でやってる場合なのか。
 
今、この時期に与党民主党の震災対応の不手際ばかりに言及して、
復興に向かおうとしている日本に何のプラスになるのか、
ましてや原発の深刻な状況の打開に繋がるのか、はなはだ疑問。
 
国の一大危機に、党派を超えて惜しみない協力態勢を申し出てそれを実践して見せれば
男谷垣に国をあげて拍手喝采が起こるのではないか。
 
政権与党にいながらこと細かに批判ばかりして、足を引っ張ろうとする鳩山や小沢もロクなもんじゃない。
ことに鳩山は誇らしげに世界に向けたCO2削減宣言など、とっくにどこかに置き忘れてきたかのようだ。
まったくもって情けない。
 
与野党に限らず、日本を元気付ける具体案を地道に提案し続け、信念と責任を持って
政治を行う志を持つものはおらんのかい。
 
菅総理も歴史に名を残す絶好の機会なのだから、各国首脳とのんきに野菜なんぞ食ってないで
よき日本の将来を決定付けるような辣腕ぶりを発揮してもらいたいものだ。
 
予定されていたイベントや催事は中止すべきではない。
被災地以外では自粛とか言ってないで人が集まるイベントはどんどんやればよい。
そして人が集まるところには必ず募金活動に協力する指針を。
例えば30万人の人出×募金100円で3000万円の援助が可能。
催事の種々の売り上げの中からも5%は寄付。
金の援助も必要だがまずは気持ちの援助参加は何よりも大切な事と思います。
 
政府や自治体はこういう方針を宣言してしまえばよいと思うに。