初打ちに集まったのは5人、小編成での曲の練習、研究を行いました。
二人太鼓でやっている「勇み駒」を応用、3回回しを基本として、1回目は全員で通常スタイルでゆったりと、2回目は少しテンポを上げ二手に分かれて下拍子を交代しながら、3回目は下拍子を省き、最速で裏打ちを入れて打つ、というパターンに落ち着きました。
「勇み駒」の流れで「勇み駒とんばね太鼓」を練習。
八丈台の2台の太鼓の間に立って一人で2台打ちます。
本来斜め台で打つ太鼓ですが、運搬の省力化で八丈台での仕様に変更しました。
とんばね太鼓も練習しておかないと忘れてしまうので、今回練習メニューに加えました。
動きもあり見た目にインパクトがあるので大切にしたい曲ではあります。
案の定、最初の練習ではボロボロ状態、何回かやるうちに思い出してまともに打てるようになりました。
次によく打たれる「祭り」を勇み駒と同じ掛け合いパターンで。
皆の頭には「祭り」は多人数いないと曲にならないという既成概念がありますが、二人太鼓で実証済みなのでやってみました。
長胴から締め太鼓に移るタイミングに苦労していましたが、下拍子が連続しているという仕組みがわかるとスムーズに移行できるようになりました。
また、曲を理解して下拍子を打たねばならないため、この打ち方は下拍子に乗って上拍子を打つという事を身をもって体験でき、とっても有用だと思います。
最後に八丈太鼓を。
録音しておいたゆうきちの下拍子で自由練習をしてみましたが、持ち込みスピーカーの音量が足りず、ちょっとやりにくい事がわかりました。
施設の音響システムが使えるとよいかも知れません。
最後に回し打ちを行いましたが、まだ慣れていないところもあって完全ではありませんでした。