10月22日は総選挙、争点は憲法改正、それに伴う日米安保問題、
原発を含むエネルギー問題と言ったところでしょうか。
小池新党の希望の党が立ち上がり、それに伴って民進党は瓦解、立憲民主党が生まれました。
当初は自民党と希望の党の選挙戦と思われましたが、ここにきて三つ巴の様相を呈してきました。
改憲を目指す勢力(自民党)、改憲を容認する勢力(希望の党・維新の会)、改憲に反対の勢力(立憲民主党、共産党、社民党)、与党の公明党は改憲には慎重な姿勢を見せています。
都民ファーストの会が先の都知事選で圧勝、その勢いを借りて国政に進出した感がありますが、
希望の党はどうも第二自民党の影がチラつくようになりました。
小池氏は元々自民党で、都議選のために離党はしましたが、
いつかは日本の女性初総理という野望があるのではないのかと。
小池氏は都知事選では圧倒的な人気を博しましたが、これが国政となるとまた別の話で
イマイチその主張が見えてこないと感じます。
原発が「想定外」の天変地異により破壊され、ふるさとを喪失した国民がいる、
それらを含めて自民党の政策に国家百年の計は打ち出されているのか、甚だ疑問です。
安倍政権は目先の利益だけ追求していないか、それはエネルギー政策もそうだし、
人材育成計画も同じように思います。
基礎研究への資金は回さずに、すぐに利益に結びつく応用研究を重視、
数十年後の日本の科学技術の衰退が危ぶまれています。
今回の総選挙、日本の行く末を決める重要なものになりそうです。