HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:手術当日

手術当日。
前日に下剤、ナニの毛は剃ったし、朝、看護婦さんにカンチョーはしてもらったし・・・。
病院の風呂は30分でしたが、窓があり外光が入るため実に気持ちがよかったです。
窓がない風呂は季節感も時間の感覚もないので好きではありません。
さて時間です。ベンケーシー(古い!)のようにトレッチャーで運ばれると思いきや、なんと徒歩で手術室に向かう。
あいかわらず点滴スタンド御同伴。
 
手術用ベッドに横たわると天井の丸いライトがいかにも手術室という感じ。
このベッドがやたら狭く、腕が半分ずれ落ちそうになります。
執刀医が患者の体になるべく近づくためにこんなにベッドが狭いのだろう、とか考えているうち脳の中に点滴の麻酔薬が広がる薬物感を感じた瞬間に意識がなくなっていた。。
 
自分の名前を呼ばれて生還。
しばしもうろうとしながら今度ははさすがにトレッチャーに移された。
トレッチャーは二人がかりで動かすのだが、一人しかいないので病室に戻るのに廊下で少々待たされた。。
「手伝いたいけど決まりだからねえ」という会話がなされていたところから患者を運搬するにはどうやら一人は看護婦さんでないとだめらしい事がわかる。
 
戻った病室は処置室というナースステーションのまんまえ、二人部屋でした。
家族が来てくれてプラスチックケースに入った取り出した胆石を見せてくれました。
真っ黒い小豆ほどの石。こいつが悪さをしていたわけだ。
 
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この日は酸素マスクをつけたまま、さすがに憔悴しました。
ベッドに横になっていてもお腹から管が一本、排尿の管が一本、計測機械が胸に貼り付けられていて、管が入っているところが重く痛む。
 
翌日は管もはずれますから、という看護婦さんの言葉にとりあえず無理やり眠ったものであります。
 
========================つづく