いよいよ第三部。
圧巻だったのは鬼という曲。
最後は大太鼓にうちまたがって太鼓を打つのであります。
写真はパンフレットからの抜粋ですが、まさにこの通りなんですね。
普通は桶胴太鼓は横置きで打つのですがおおきな桶胴太鼓をあえて立てて置いて、台の上
から打ち鳴らしたり視覚効果も研究されています。
今、会場で購入した「ゆらぎ」というCDを聴きながらこれを書いているのですが、思った
通り天野ワールドの太鼓は聴くだけでも鑑賞に堪える音楽でした。
会場で、あえて目をつぶって聞いてみたのですが、それでも十二分に楽しめる音作りがし
っかりされておりました。
普通の太鼓だと、音だけ聴いているとけっこうつまらない演奏も多いのです。
見た目でごまかされちゃうというか、視覚効果に頼っちゃうというか。
そいうい意味でも天野太鼓は今までの和太鼓とは一線を画しているようです。
あ、見た目で思い出したのですが、ムチのように打っているためか、テンポの関係かわか
りませんが殆どの曲が肩から上に手を上げて打つシーンが無かったんです。
その点はわたしらがやっている御諏訪太鼓との大きな違いだと思いました。
笛も半音の使い方が独特です。このCDはフルートのようにも聞こえます。
楽しい。
しんしんさんとこは家元が天野 宣さんということはそれだけで宝もんやね。