韓流時代劇、チャングムの誓いがBSで再放送されています。
全54話の長編ですが観るのは3回目。
よって物語の筋はわかっているつもりですが、見直してみると細かいところまでは覚えておらずとても新鮮。
なんでここまで引き込まれるのか、考えてみるに脚本がいいんだと思います。
それともう一つは役者とその演技がいいんだと。
最近の日本の時代劇ドラマは見る気が起きないものが多いと感じますが、それはなぜかと問われれば、とにかく役者がヘタ過ぎる、という一言に尽きます。
聞くところによると別人の脚本による医女チャングムという韓流ドラマがスタートするとか。
主演は同じイ・ヨンエとの事。
日本のドラマが世界、特に東南アジアに影響を与えたとされるのが「おしん」です。
その影響でおしんという名前をつけられた女の子も存在するくらい。
逆境に耐え、懸命に生き抜く女性の姿に感銘を受ける人が少なくないのでしょう。
チャングムの誓いも女性に焦点が当てられています。
今でいうセックスハラスメント、女性差別の問題が脚本の骨子をなしています。
王室を巡る権謀術策に翻弄される人々が描かれております。
韓流時代劇の脚本にしっかりしているものが多いのは、歴代の王室に関する詳細な記録が残されているかららしいです。
脚本を作るにあたって、登場人物の時間的、空間的背景が網羅されていれば脚色するのに好都合だと思います。
日本のドラマに多い場当たり的な脚本ではないので面白いのではないでしょうか。
チャングムの誓いは字幕付きで放映されているので観ているうちに韓国語も覚えてしまいます。
でもその韓国語は時代劇なので、覚えてござる、みたいな言葉遣いかも知れませんけど。