韓流ドラマにしては短い!?
作り様によってはまだまだ延々と作れるとは思うのですが、残念。
物語は最も長命であった李氏朝鮮21代国王英祖(ヨンジョ)とその息子のサド世子、
孫のイ・サン(後の22代国王正祖チョンジョ)を描いた歴史絵巻。
イ・サンという韓流時代劇がありましたが、サド世子の非業の死が描かれておりました。
今回のドラマで、それら人間関係がよくわかりました。
日本の時代劇を見る時も、歴史や登場人物の相関関係がわかると一気に面白くなります。
史実に基づくこの手のドラマはお隣韓国の歴史にも多少詳しくなりますね。
知らないという事はそれだけで誤解を生んだり、偏見のもとになったりする危険性があります。
韓流ドラマには倭冦や豊臣秀吉の朝鮮「征伐」などが描かれているものもありますが、
ことさら日本を極悪非道な侵略者として描いているようには見えません。
反日感情が激しい時は、日本の行為に過剰に反応していたようですが、
今はそうでもなさそうです。
その辺をあまり過度に描くと、日本のマーケットから敬遠されるということも計算してるかも。
不幸な歴史はお互い認識する必要があると思いますが、事実を知る事はとっても重要。
そこへ行くと日本の時代劇には朝鮮との交流を描いたものは希有のような気もします。
朝鮮渡来の文化をテーマにした飛鳥時代のドラマとか、面白そうですけどね。