王と王子、朝廷の派閥、地下組織、王子の妃と王の側室、これらが複雑に絡み合い
物語は進行します。
国の将来と現状に葛藤する若き王子、先王を死に至らしめ王になった父の悩み、
これらがきめ細かく描かれて行きます。
脚本がしっかりしているのと、カメラワークも通り一遍ではなく工夫されているのも見所。
それぞれの役者も細部に至る迄演技がとてもよろしい。
テレビドラマにありがちな安易なB級的要素がなく、見応えのある今お気に入りのドラマです。
B級との違いは全体が落ち着いている事、展開に矛盾が無い事、などでしょうか。
日本のドラマでもここまで高品質のものはなかなか見当たりません。(とベタ褒め)