HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:リアリズム

テレビドラマや映画でリアリズムがないものにはちょっとガッカリしたりします。

一番気になるのは、劇的シーンで鳴る雷。

実生活では最初の頃は雷の稲光より音が遅れて到達しますね。

雷雲が近づくにつれそのズレの間隔が近くなっていきます。

ところが、ドラマでは殆どいつでも光と音が一緒なんですねえ。

ま、効果音ですから監督が好きなように演出すればいいんですが、

音と光のズレも演出次第ではシーンを盛り上げる事に使えると思うのに、

そこまで考えておらず、安易に雷のシーンを挿入しているとしか思えない・・・。

また、銃撃のシーンなんかで、どの発砲音もおんなじ、なんてえのも気になります。

録音されている効果音をただ入れているだけで、まあ低予算で作る以上はいたしかたないと思のですが、

音の演出ひとつで作品も様変わりするのになあと思ったりします。

これら以外にも、サスペンスドラマで無理矢理トリックを作っているものなどにも?と思っちゃいます。

以前、有名な刑事ドラマで、周りに立ち木がないのに、季節感あふれる落ち葉が敷き詰められていたり。

シャーロックホームズの目でドラマを見てみるといろいろ面白い事に気が付いて、

ドラマが面白くなくなったりするのがなかなか面白いものです。

B級作品は、映画だから、という大義名分でかなりはちゃめちゃな作りの物が殆どですが

昔の時代劇の中にはとてもカッチリ作り込まれているものがあったりで興味が尽きません。