HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

保育所和太鼓指導

ボランティアで鴻巣市保育所2カ所の和太鼓体験の指導を行いました。

それぞれ年長組24名前後が参加、こどもたちはすこぶる元気。

 

挨拶の後、太鼓の経験の有無を確認。

一か所は全員、もう一か所は未経験者が4人、初めてでも楽しく太鼓を叩こうねと伝えました。

 

あらかじめパワーポイントで作成しておいたメニュー内容をテレビモニターに流しながら進めました。

 

最初は体を暖めるために、太鼓の音に合わせて歩きます。

今回は担ぎ桶を使い、叩きながら歩き、その後をついてきてもらうカタチを試してみました。

こどもたちは先生のマネをしようとするので、とにかく動いてみせる、というのがよいようです。

 

体が暖まったところでバチを渡します。

この時、初回は箱に入ったバチを手渡しましたが時間がかかるので、2回目はあらかじめセットしたものを床に並べておき、それを各自持って行ってもらいました。

 

最初にやったのは「真似っ鼓」、先生が打ったものをそのまま真似をしてもらいます。

返すタイミングが難しいので、はい、と言った後に打ってもらうようにします。

ドンゴンドンはい→

トコトコトンはい→

 

今後真似っ鼓のしやすいフレーズの研究の余地があると思います。

 

こどもたちはとにかく太鼓打ちたい気持ちであふれているので、好きに乱打する時間も少し設けます。

 

ガス抜きが終わったところで、バチの持ち方、立ち方姿勢、打ち方を一通りやります。

年長クラスはこの辺の理解度は大丈夫のようで、教えた通り素直に打ってました。

 

半分くらい進んだところで休憩を兼ねて「太鼓クイズ」をやります。

これは太鼓ばかり続けていると飽きてくるので、気分転換を兼ねています。

太鼓の皮はなにでできている?

①ぶた

②うし

③くじら

の三択クイズ。くじらと答えた子も1/3ほどいました。

正解は「うし」。牛乳やお肉をおいしくいただけるのも「うし」さんのおかげ、こうして太鼓を打てるのも「うし」さんのおかげ、うしさんありがとうの気持ちで太鼓打ちましょう、と知育の要素もちらっと入れ込みます。

 

その後は気分一新、鴻巣応援太鼓「がんばれ!ひなちゃん」を皆で打てるように練習。

まずは歌を皆でやりましたが、その時に太鼓を打ちながら歌っている子もおりました。

そうする事で早く曲を覚える事ができます。

 

縁打ちが入る2番までなんとかやり終えました。

曲演奏の出来は6割くらいのところですが45分の中では上出来かと。

 

最後に「太鼓であいさつ」を皆で打ち上げて終了。

 

太鼓を楽しんでもらえたようでなによりでした。

 

こどもたちを観察していると、吞み込みが早い子、何をやっていいんだかわからない子、勝手に叩いている子、いろいろな個性があります。

 

曲を覚えて打つのは画一性を求める事にもなるのでそれなりの注意も必要かと思います。

 

しかしながら「がんばれ!ひなちゃん」が市内のイベントなどで聞こえてくるくらい浸透すると曲への親しみが湧いてくるのではないかと思っています。