HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

異常が正常になる時

地球温暖化が原因とされる世界各地での異常気象、その被害の度合いは増加の一途を辿っているようです。

 

地球温暖化により極地の氷が融けだして、北極ではホッキョクグマの生態系が破壊されているようです。

南極では南極大陸に降り積もった雪が氷となって2~3000メートルの氷の山を形成しているそうですが、この氷、地球上の淡水の6割にあたるそう。

 

地球温暖化で南極の氷が水になると海の水位が今より1メートル上昇するという試算もあります。

海面上昇により国土が消滅、居住面積や耕地面積も激減、台風やハリケーンの威力も強大化し、今まで経験した事の無い規模の気象現象の記録更新が毎回続き、それに伴う被害も甚大になる事でしょう。

 

世界各地での豪雨、干ばつも顕著化し、水不足、食糧難が常態化。

 

温暖化による海水温の上昇に伴って、今の海域のサンゴは死滅、海の生態系は破壊され、死の海が増える事が予想されます。

 

そんな世界が忍び寄っているというのに人類は享楽的な生活を送っているように見えます。

異常気象で11月の夏日にかき氷が売れているというニュースを流している場合ではないと思いますが。

 

大阪万博ではこういうテーマで人類の未来を真剣に考える場にして欲しいものです。