肉とアボガドハイボール酒場、とにかく並べちまえ、といった感じの脈絡のないお店の看板。
高円寺をうろついている時にめっけました。
調べてみるとお店の正式名はどうやらバーボンハウスのようで。
サブタイトルでTEXMEX DINERというのがつくようです。
TEXMEX、懐かしい響き、TEXASとMEXICOの合成語で一時期日本でももてはやされました。
テックスメックスというと広義の意味でテキサス風メキシコ料理を指すようです。
その代表格はタコス。
タコベルというタコスのチェーンがアメリカにあり、これを日本にも導入しようとして名古屋で1号店がオープン、今から40年ほど前の話ですがこれに関わりました。
オーナーといっしょにアメリカに研修に行ったりしましたが、開店するも成功せずあえなく消滅。
その理由はいとも簡単で、アメリカの隣はメキシコ、タコスというメキシコ料理の需要が元々ありましたが、日本は当然メキシコに国境を接しておらず、なじみがないメキシコ料理が売れる土壌がありませんでした。
アメリカで流行っているからといって日本で当たるとは限らない、売れる市場を見極める事が重要である事を学びました。