学芸大学をうろついている時にめっけました。
典型的な町中華であります。
世の中には町中華探検隊なるものも存在しているようですが、どうやら町中華という食のジャンルが存在するようです。
こちらは検索してみるに1953年創業の老舗でありました。
この日は店休日、店の右側に懐かしいサンプルケースが。
食べログでは3.56の高得点、タンメンとオムライスが看板メニューとな。
町中華ではカレーやとんかつまで幅広いメニューが提供されていたりして、中華風食堂といった風情でしょうか。
本格的、純粋な中華料理ではなく、日本の大衆向きにアレンジされた中華風料理?
本場のものは中華料理ではなく中国料理と呼ぶという説もあります。
そんな町中華の代表例と言えばラーメンと餃子、それにチャーハンでしょうか。
ラーメンも実は日本で独自に発展したもので、今や世界では日本食の代表格?
本場中国でも日本のラーメンチェーンが大人気なんだとか。
餃子は日本では焼き餃子が主流ですが本場中国では水餃子。それも主食として食べられています。
仕事で中国の深圳に行った時、多くの人が朝、屋台のワンタンを食しておりました。
あれ?ワンタンと水餃子の違いって?
調べて見るに中国北部は水餃子、南部はワンタンとの事でした。
(わかったようなわからんような・・・)
いずれにしても皮は厚く、おなかに溜まる食である事に間違いありません。
さて、日本の町中華は地元に愛されて存続しているようですが、その佇まいにも秘密がありそうです。町中華の多くは家賃の要らない自前の物件で営業している事が多いような。
一階が店、二階が住まいで家賃の負担がない分頑張れる、という事なんじゃないかと思われまする。
町中華は今の代限りという店も多いのではないか・・・。