生前悪さをすると地獄に堕ちる、とよく耳にしますがあの世の地獄を見聞きした人の話は皆無です。
死人に口なしだから?
いえいえ理由は簡単、はなからそんなものないからです。
地獄は人が考え出した空想の産物、今でいうフェイクニュースです。
一方で極楽、天国も同じくフェイクニュース。
キリスト教系の幼稚園に通っていた時、お昼をいただく前に「天にまします我らの神よ、」と祈りを捧げていましたが本当は「こころにまします我らの神よ、」が正しいのではないかと。
それが証拠にこの宇宙時代、いくら天に昇っても神の園らしきものはどこにも見当たりません。
もし地獄・極楽があるとすればこの世に存在します。
温泉に浸かって極楽極楽とシアワセ気分、その後湯冷めして高熱を発しこの世の地獄を味わったり・・・。
生きているうちが花、死んで花実が咲くものか 生きていてこそ楽も苦もあるんじゃなかろか、と。
大体来世で幸せになろうね、なんて悲しすぎます。
死んだらそこで終わり、天国も地獄もありません、せいぜい生きているうちに極楽を楽しむ生き方をしてみたいものです。
いっそのこと宗教家があの世も地獄も実はありませんねん、と宣言してしまえばどれだけの人が救われるか・・・。
これはよくある命題、明日地球が滅びるとしたら何をしたい?に似ているかも知れません。
死後のことはわからないのでとりあえず置いといて、生きている今、自分の人生を真剣に見つめなおして行動してみる。
釈迦が説いたように、この世に死なない者は一人もいない、誰しも必ずや死ぬのであるから生きているうちにシアワセになる生き方を探しなさい、というのに通じると思います。