情報提供を国営テレビにしか許さず、放送の内容は事実を歪曲化した政権を支持するものだけ。
北朝鮮のテレビニュースで、芝居じみた語り口で偉大な指導者を称えまくるものと大差ないのだろう。
ウクライナへの侵略で、ウクライナ軍との戦闘ではなく、一般市民の大量虐殺が行われていると疑われる行為が明かされつつある。
プーチンはロシアを貶めるウクライナのネオナチによる自作自演でロシア軍は市民を殺害していない、と平然と言ってのける。
国営放送ではこの戦争はウクライナの残虐非道のネオナチからロシア語を話す人々を解放するための正義の戦いともっぱら喧伝しているようだ。
かつてのロシアはナチスドイツに攻め込まれ、多大な犠牲を払ってベルリンを解放した歴史がある。この時の民族の怨みをプーチンは最大限利用してネオナチを引き合いに出し自分の行為を正当化している。
しかし、ロシア軍のやっている事こそがネオナチの行った非道な殺戮そのものではないのか。プーチンの政治手法はヒトラーの自国民制御の方法と同じではないのか。
ロシアの国民が早く真実を知る事を願うばかり。
思想統一による戦争礼賛が悲惨な結末を迎えるのは日本も経験済み。
その代償として自由にモノが言える国となった。
ロシアの専制主義が崩壊する事を願う。