2016年に作られた海外のドキュメンタリー番組でプーチンの生い立ちから今にいたるまでをやっていました。
ソ連時代の常識、官僚の汚職構造、プーチンが仕えた市長の汚職のもみ消しに手腕を発揮し、ソ連崩壊後のエリツィンにその腕を見込まれてモスクワに。汚職の限りを尽くしたエリツィンも大統領任期終了後、自らの追及を子飼いのプーチンによって免れた。
伝統の汚職政治を引き継いだプーチンは権力を利用して巨万の富を蓄財して行く。
KGBからFSB(ロシア連邦保安局=秘密警察)の長官経験は自らの隠蔽捏造工作に磨きをかけ、チェチェンに軍を進めるため自作自演のテロを偽装した疑いが濃厚であるとも。
今回のウクライナ侵攻の手口と同じ。
取り巻きの財閥に便宜をはかり、反抗する輩は容赦なく粛清に殺害。
今やプーチン個人の野望に世界が戦慄している状況だが、今から6年前にその警鐘は鳴らされていたわけである。
そんな裏の顔を意にも介さず日本のAB首相はプーチンと27回も会談を重ね親密度をアピールする茶番を演じさせられたものである。日本の首相としては落第もの。
自ら憲法を書き換えて2024年まで大統領の任期があるプーチンがいよいよ手詰まりになったら何をしでかすかわからない。
一人の権力者の狂気によって世界が滅ぶ、現実味を帯びてまいりました。