勧誘でその気にさせる。
パターンがあるようです。
初めは何気なく近寄る。
日常のありふれた話題で語りかけ、きっかけを作る。
例えば天気の話。
昨日は暑かった寒かっとか。
何気ない事で警戒感を解きます。
そうしておいて、自分に起こった事をぽつりぽつりと。
自分を語る事で胸襟を開き親近感を増します。
ここで大事なのは共感を得る事。
誰にでもよくある失敗談などを引き合いに出し、確かにそうだ、と思わせる。
話題の中には経済的な話をそれとなく忍ばせます。
お金で失敗した事、困った事、将来への不安など。
次にそれを解決できものがある、といよいよ本題に。
自分も試してみた、と体験談を語ります。
ここまで来ると対象者はほぼ欲に目がくらんでその気になりかけおります。
ダメ押しは、今なら半額とか無料とかいうコトバ。
勧誘の手に乗って商品を手にしてから、クーリングオフという期間が設定されています。
要は冷静になる期間。
舞い上がって購入したけれど本当に必要なものだったか、頭を冷やす時間です。
勧誘者はこの時間を与えないため、契約を急ぎます。
「鉄は熱いうちに打て!」とばかりに。
本当に必要か、もう一度よーく考えてみよう。