先日の小学校の練習時、先生に太鼓練習用の自作バチのサンプルを渡し、その作り方を伝授しました。
練習時、児童は二十数名いるのに太鼓は6台、どうしても太鼓を打てずにいる子が出てしまいます。
それでもバチを打ってテンポをキープするようにという曲構成で工夫はしていますが、フレーズ練習にはなりません。
限られた時間で、なるべく多くの子が一緒に練習できないか・・・。
以前、跳び箱を使って太鼓代わりにしましたが、他の先生からクレームが付きあえなく撃沈。
そうして考え付いたのがクリアファイルを使うバチ。
用意するもの
●A4のクリアファイル1枚(B4が望ましいがちと高い)
●輪ゴム3本
●セロテープ
●ペットボトルのキャップ1個
●ハサミかカッターナイフ
まずはクリアファイルの短辺の接着部分をはずします。
開くとA3の大きさになりますがこれを折り目のところでカット、これでA4のシートが2枚できます。
シートの長辺上の真ん中にペットボトルのキャップを縦にして置く。
シートの端からペットボトルのキャップを芯とし、ノリ巻きの要領でクルクル巻きます。
ペットボトルのキャップによって一定の太さの筒ができます。
輪ゴムで仮止めをした上で、セロハンテープでしっかり止めます。
両端も安全上セロハンテープを巻き込むと完璧。
同じものを2本作ればこれが太鼓のバチとして利用できます。
打つものはテーブルや床。
筒は適度な弾力があり、打つと跳ね返りがあるので太鼓を打っている感覚を味わえます。
ポコポコという音がするのでフレーズ確認ができ、なんといっても太鼓のような大きな音がしないので周囲に気兼ねなく練習が可能。
これを子どもたちに自作してもらい、一斉にフレーズ練習が可能になるのではないかと目論んでおります。