新型コロナ感染防止のため、三が日の初詣自粛が叫ばれています。
寺社側にとっては年間を通して最大の「稼ぎ時」のため、悩ましいところだと思います。
直接収入のお賽銭以外におみくじやら護符、祈祷、絵馬奉納等々、人出が少ないほど影響を受けます。
人出を見込んで参道や境内に出店される様々な屋台も売り上げ見込みは厳しく、出店できないところも。
大量の参拝客を運ぶ鉄道は例年は深夜運行や増便していましたが、今年は早めの運転切り上げを予定、
その分の減益減収は否めません。
そんな世の中での初めての初詣事情、入試での合格祈願、病気の平癒、家内安全、無病息災、安産祈願、等々、人々は何を願掛けするのでしょう。
新型コロナが早く収束しますように・・・。
この願掛け、神や仏にすがるものではなく自らの誓いを問うものである事は意外と知られていないかも。
願い事をする事で自らの欲する目的を明確にする、それを実現するために努力をしてみる、というのがお参りのカタチかと。
「いい人に巡り合えますように」「〇〇中学に合格できますように」「あたまがよくなりますように」「お金持ちになりますように」・・・絵馬などによく見られる願い事ですが、本人はその願いを実現するために自ら努力をしているのか?が問題です。
賽銭の多い少ないも関係ないのかと。