埼玉は鴻巣市にある鴻神社、何の気なしに立ち寄ってみました。
お参りの時に鳴らす大鈴がえらい事になってました。
鳴らせないように紐でくくってあります。
これは鈴を介しての感染防止策と思われます。
全国の神社では手・口を清める手洗いの柄杓が撤去されているとか。
3密どころではなく接触を避けるという徹底策です。
さて、鴻神社、コウノトリにあやかって子宝を授かる、安産祈願の神社として名をはせています。
境内にはコウノトリの卵を模した絵馬というか願掛け用の木製の卵が領布されています。
左の大イチョウは雄株と雌株の対となっており子授けの御神木。
なんじゃもんじゃ稲荷
おみくじは結ぶとコウノトリのカタチになります。
各種お札やおみくじ、お守りなどの神社グッズは製造会社や卸があり、中でも全国のおみくじの約7割は山口県周南市にある女子道社というところで作られているそうな。
この女子道社、まだまだ男尊女卑の風習が残る明治時代(1905明治38年)に二所山田神社の当時の21代宮司・宮本重胤(しげたね)が女性の自立を目指して機関紙「女子道」を発刊、その資金源としておみくじの製造販売の会社を興したそうです。
女性解放は経済的自立から、を100年以上前から実践している事になります。
新型コロナ禍が猛威を振るう今の世、3密を避けて初詣も三が日は避けようという動きもあります。コロナの影響でおみくじの売れ行き、吉と出るのか凶と出るのか、ウィルスの仕業は予想ができません。