「人のふり見て我がふり直せ」という諺があります。
改めて調べてみるに、人のいいところも見習え、という肯定的な意味もあるそうです。
「あんな恥ずかしい事しちゃダメよ」という反面教師的な意味合いと思っていたら違うんですね。
これこそまさに人のふり見て我がふり直せ、という事になりました。
さて、以前埼玉のチームに指導ビデオを送ってもらった際、そこで話している自分の声が小さくてよく聞き取れない、という事実が判明し、それを解消するためネットでポータブル拡声器を買い、今では指導シーンには毎回使用しています。
コロナ禍で大声が出せないため、まっこと重宝しております。
これも我がふり直せの一環となりました。
ビデオに写っているのは自分ですが、人のふりとして捉える事ができるわけですね。
そんな事を痛感する出来事がはたまたありました。
小学校の和太鼓クラブに江戸囃子の講習に行った時の事、ビデオで全シーンを録画したものを後から見直してみましたが気付いた点が。
直すべきふり
自分の動きについて
●話し方はもっと大げさでよい。
●声の質をもうワントーン上げた方がよい。
●話すより実演の時間を多くとるべし。
同行した指導員の動きについて
●子供から見える位置で行う
●実演の内容は予習して行き、テーマに沿ったものを行う
●音を出すシーンと説明するシーンは分ける
総括
●テーマをはっきり示す事
●お互い手順をしっかり確認しておく
●時間配分のシミュレーションを行っておく
などなど、動画で残す事でいろいろ見えて来るものがありました。
資料として整理をしておけば引き継ぎの時もスムースになるかと思います。
後は子供たちの演奏内容の検証が残っています。