この4月から活動予定だった太鼓指導方法研究室、新型コロナの影響で足踏みを余儀なくされていました。
太鼓指導方法研究室の目的は実際に行われている優れた指導方法の実態を調査、収集したものを資料化しようというもの。
トライ&エラーも重ねつつとにもかくにも実績を積むしかないため11月8日(日)とりあえずその活動に踏み切りました。
集まったのは総勢7人。
太鼓の練習会ではないためまだまだ認知度は低く、内容も確たるものにはなっていませんが、7人がそれぞれの太鼓指導上での悩み事を提出、それを皆で解決方法を探ろうという試みとなりました。
進行上の問題はあったものの、お昼を入れての5時間半、参加人数が少ない分じっくり行う事ができたと思います。
一人でやっているとこれでいいのかな?という疑問は解決されませんが、複数人集まって掘り下げる事で方向性が見いだせる機会が増えます。
今回は振り上げたバチの角度についていろいろ話しをし、演奏時の姿を確認しましたが、バチは垂直に保つ、という持論がやはりよさそうという事を自分の中で再確認しました。
バチを垂直に保ってもエネルギーの無駄遣いにはならず、太鼓を打つ上でのムチの動きはできる、という理論的な裏付けもできそうです。自分の中のモヤモヤが解消できそうです。
もう一点思うところは曲は無限に存在するけれど、指導に有用な曲作りがなされている事は稀有であること。
ピアノについては殆ど無知なんですが、ピアノの練習曲はいろいろあり、それぞれ練習の目的がはっきりしているのではないかと思っています。
太鼓の練習曲集というものは私は見たことも聞いたこともありません。
巷にあふれているのは曲としてはカッコイイけど練習には不向き、というものが大半だと思います。
基礎練習にもなるカッコイイ曲、あってもいいと思うんですけど・・・。