埼玉の小学校での和太鼓授業の準備を進めています。
年に一度おじゃましていますが、今年は新型コロナで開催が危ぶまれていましたが
この11月10日に行います。
2時限目、3時限目それぞれ30数名の生徒が参加、3人の公認指導員での対応となります。
2日の午前中にこの3人でスタジオに集まり、段取り確認を行いました。
進行するにあたっては一人リーダーを決め、残りはヘルプに回ります。
そうしないと船頭多くして状態になり、収集がつかなくなります。
ヘルプはなるべくリーダーの意向に従いますが、助言は遠慮なくします。
今回は講師の自己紹介→太鼓のお話→とにかく太鼓を打ってみよう→曲にチャレンジ→講師の模範演奏、という流れで行くことになりました。
最後の模範演奏は太鼓のスタイル紹介も兼ねて、秩父屋台囃子2分、八丈太鼓2分、三宅3分、それぞれ解説1分、計10分で納めるようにする予定です。
3人でやるのは初めてでしたがそこは公認指導員、小一時間ほどでまとまりました。
曲にチャレンジのところは「夏祭り」を皆で演奏できるところまで持って行きたいというリーダーの提案の元、あれこれ検討を重ねおおかたストーリーを練り上げました。
しかし今回のリーダーはあれこれ考えちゃう人なので当日メニュー変更は覚悟しておいた方がよいかもです。
三宅はどういうスタイルでやるかを話し合いましたが、
時間的制限があり、それぞれかなりはしょる必要があるため保存会、同志会のスタイルではなく三宅島に伝わる伝統太鼓をベースにした創作太鼓というものにしました。
秩父屋台囃子もエッセンスを残し、打ち込み、大太鼓、締めの玉入れ、ぶっきりまでをぎゅーっと凝縮。
八丈太鼓は回し打ちを三人で、その点八丈はとても融通がきくので助かります。
一応目途がついたので、残り時間10分ほど野良打ちにチャレンジしてみました。
八丈太鼓の伏せ打ちバージョンですが打ち馴れていないためやはりぎこちなさは残りますが、盆太鼓をやっているリーダーはさすがにうまい!
そんなこんなで久しぶりに太鼓を研究でき、とっても楽しかったです。
その後ランチをいただきながら太鼓談議に花を咲かせました。
こういう時間もそれぞれの太鼓に対する考え方が明確になって行くのでとても大事な時間と思いました。今日は筋肉痛・・・。