高校の和太鼓授業、横打ちをメインにやっております。
なんで横打ちなのかの理由はとってもシンプル、横打ちの太鼓しかなかったから。
横打ちの太鼓というより、横打ちの台と言う方が正確かも知れません。
横打ちの場合、伏せ打ちに比べ、体の使い方が高度になるのですが、初めて太鼓を打つ生徒には関係ない事がわかりました。
高度も何も、そんなもの、と受け入れてしまうようです。
初めてのスマホの扱いがムズカシイと感じないのと同じかも知れません。
さて、横打ちで横の重心移動をと盛んに行ってきましたが、実は縦の重心移動も苦手としているフシがあります。
その理由として、太鼓の構えがある事が先日の同好会の指導でわかりました。
膝に余裕を持たせない棒立ち状態で打っている!
膝がまっすぐに伸び切っていると体は安定しますが重心移動=体の上下移動ができずに手打ちになってしまいます。
体の上下移動は縦の重心移動、これに対して横打ちでは横の重心移動を行います。
横打はこれに加え、体の軸、及び腕の回転があるので動きが複雑になりますが、重心移動は必須。
実は337体操では重心移動の要素も盛り込んであるのですが、今のところ伏せうち用になっているので、横打ち用の337体操の開発を急がねば・・・。