HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

明るく感じる照明方法についての考察

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空間を明るくしようとする場合、照明を行います。

一番行われるのは天井に照明器具を設置し床面を明るくする方法。

体育館など床面照度が必要とされる施設はこの方法が一番です。

写真は今再開発工事が盛んに行われている渋谷駅の地下通路、

地下のため照明装置必須です。

この照明方法で優れているのは柱面に光を当てている事、

空間を明るく感じさせる方法として柱や壁を明るく照らすという手があります。

いくら床面が明るくても壁や柱が暗いと明るく感じません。

これは天井面も同じで、天井面が明るいと実際の照度が低くても暗いと感じる事はありません。

立っている、あるいは座っている視点からは床面はさほど広く目に入って来ません。

これに対して柱や壁はその全部が視覚に入ります。

そこの照度が確保されていると人は明るいと感じます。

 

もう一つ、この場所の柱はカラフルな仕上げになっています。

今の都会はグレー系にする傾向がありますが心理的にはグレーになります。

このカラフル空間を歩くと気持ち的にも明るくなります。