太鼓に限らず、バラエティ豊かなものは愉しみも多いと思います。
太鼓に関しては以前から書いていますが、とかくチームカラー一色に染まりがち。
特に指導者が固定しているとよかれあしかれその指導者のカラーが出てきます。
気を付けたいのは曲や構成、演出が一本調子になっていないか、ということ。
自分たちではバリエーション豊か、と思っていても傍から見ると似たり寄ったりという事はよくあります。
料理ではよく〇〇づくし、というものがあります。
一つの素材を調理方法や味付けでさまざまな工夫を凝らして提供する。
提供される側はその工夫に感心し、感動をも覚えますが、いろいろあるけど結局〇〇じゃん、どれもこれもおんなじ、と軽い欲求不満に陥る場合も。
ひとつの素材を突き詰めて味わい尽くす、というのも愉しみ方の一つだと思います。
多種多様な素材を組み合わせて愉しむ、のもより幅が広く奥が深いものができるものと。