先日の太鼓の授業、ソロ回しをやってみました。
お仕着せの曲をやるばかりではなく、自分で想像力と創造力を培ってもらいたいと
ソロパートを設けています。
殆どの生徒が始めの頃は何をやっていいのか戸惑っていましたが、
何回かやるうちに手も馴れて来て自分でフレーズを作る子も増えて行きました。
締め太鼓は16分で打つ生徒もおり、これに刺激を受け真似をする事で打てるようになって行きます。
要領がつかめない子にはとにかくテンポを保つ事、
複雑なことをやってテンポが乱れるより
単純なリズムでテンポを保つ方が重要なことを伝えます。
ソロは独りで打っていますが、一人ではなく全員で一つのものを創っていること、
そのためには次に打つ人の事も考えてあげないとうまく繋がらない事、
ソロを打っている人は思い切り目立って良い事、
ソロ以外の人はソロを目立たせる事、など
全員の協調と個人の強調が生かされることが重要なことを伝えました。
構え、打ち始めのおろし、締めによる入り、ABの音の交換、裏拍、左右の音出し、掛け合い掛け声、
締めの合図、縁打ち、ソロ、打ち込み、という基礎が学べる「歓喜」、
やりながらこちらも「想像と創造」「協調と強調」「交換と交歓」など
考えの整理ができるのもありがたいです。