HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

本日:馴れ

豊洲新市場が開場して一週間、だいぶ落ち着きを取り戻して来たようです。

何事も初めての事には戸惑いや失敗がつきもの、

道具にしても手に馴染んでくるには時間が必要です。

慣れ親しんだ築地から、新規の豊洲へ移った当初は

どちらかと言うと無理やりニュースネタを作っていた感も無きにしも非ずでした。


やれターレの火災だの、ターレに絡む事故だの怪我だの、設計ミスだの、

狭いだの広いだの・・・そんなの馴れないうちは当たり前の話でしょう。


営業が終了したはずの築地でもいまだに移転に反対する人が居座っていたり、

この世は何かとややこしい。


しかし、本当の問題はこれから1年以上運営してから出てくると思われます。

埋立地のための地盤沈下、有害物質の噴出、地震による液状化現象、島によるアクセスの寸断、

その他予想もしなかった問題が発生・発覚する可能性も。


ま、人は、と言うより生物は環境に適応して行く能力があるので、何とかなっちゃうのが普通です。

人は環境に合わせる、これが馴れのいいところかも知れません。

豊洲市場で今問題になっているのは照明の質が違うため、魚の目利きがやりにくいとのこと、

これは逆に機械設備を人間に合わせると言う行為は必要なのかと。