川柳：断捨離

　断捨離は　モノ・コト・ヒトに　当てはまり　

断捨離とは2009年にやましたひでこ氏が著した「新・片づけ術　断捨離」にて提案された思想。

ヨガの「断行」・・・断つ、「捨行」・・・捨てる、「離行」・・・離れる、という行法を基に

日常生活において、ものへの執着から解放され、身軽で気軽な境地を手にいれる、という事らしい。


若い時、初めての太極拳道場に通っていた頃、同じ教室にヨガをやっている女性がいて、

その人から断食の話を聞いたことがあります。

断食とは食を断つというヨガの行法、断行の一つですが、

食を断つ事で体に入ってくるいらないものを断ち、

体そのものの生命力を活性化させるとのことでした。


命は逆境に対し、生き延びる工夫をするようにできていて、

体が過酷な環境に置かれると本来の生命力を取り戻すんだとか。

ビタミン剤やサプリメントに頼らず、自らの生命力を目覚めさせる行法ということですね。


いらないものを断つ、いらないものを捨てる、執着から離れる、

これはモノだけではなく、

ヒトにも当てはまると思います。


若い頃は人間関係で揉めた時に、お互い矯正をさせようと必死になったものですが、

今では、あんたの人生に関わるつもりはない、と断捨離。

不快な思いをしながら付き合うこともないと思うようになりました。


そこは社会生活を営む必要もあるのでとんがる必要もありませんが、

豊かで快適な人生を送りたいもんです。