HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:桜の受粉

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あっという間に桜は終わり、世の中新緑のエネルギーが満ち満ちています。

ところでその桜ですが、どうやって受粉しているのだろうかとふと思いました。

以前、市ヶ谷の土手に咲いているソメイヨシノ、小さなサクランボがなっていました。

好奇心からちょいとかじってみましたが、とても酸っぱかったように思います。

桜が咲いている時期、受粉を促す虫の姿は殆ど見かけませんし、

鳥達が蜜を吸いにというか、花を盛んに食べている姿を見受けますが、

あれで受粉しまくっているとも思えません。

ちょっと調べてみると、桜はかなり人工的な木だということがわかります。

ソメイヨシノは自家受粉を殆どしないそうで、増えるのは挿し木によるそうです。

サクランボ園は毛バタキのような道具を使い、近い種類の花粉をつけて回ったり、

養蜂場の蜂を借りたり、受粉用にマメコバチという蜂を飼っていたり、

と人の手が入らないと実もつかないし、増える事もなかなかないそうです。

桃や杏、梅などのバラ科の植物は同じような傾向があるようです。

これらの植物は夏に美味しそうな実をつけ、鳥や動物に食べられる事で種子を拡散し、

子孫を増やす方法をとっているんだとか。

でも、その実を付けるための受粉がどうなってるのかは疑問が残りますね~。