7年前に日本太鼓協会公認指導員の資格をとってから、
太鼓を指導するにはどうしたものかを考えるようになりました。
太鼓に限らないんですがプレイヤーと指導することはまた別で、
すぐれたプレイヤーが優秀な指導者とは限りませんよね。
太鼓に関してはいろいろなところで習ったり学んだりしましたが、
残念ながら神様みたいな指導者には巡り会えず終い。
そのうち小学校で太鼓の指導のお手伝いをしたり、初心者講座を受け持ったり
自分たちのチームでも指導の真似事をしたりしながら、指導の良策を模索するように。
奇跡のレッスンというテレビ番組でその道の世界的な指導者が
こどもたちに教えるというものがあります。
様々な指導のノウハウが満載で、とても面白い。
そんな偉大な指導者達が口を揃えて言っているのは自主性です。
教えられてわかるもんじゃないと言う事ですね。
言われたからではなく、自ら動こうという意志を持ったとき、はじめて成長するんだとか。
やる気こそが成長ホルモンになるという事でしょうか。
どうやってやる気にさせるのか、その一つは小さな成功体験を実感させること。
普通は失敗体験を重視、失敗から学ぶ、失敗は成功の元、なぜ失敗したかを猛反省、
ですが、こればかりではマイナー思考になっちゃう。
失敗すると誰もが萎縮したり、萎縮するために失敗しちゃったり・・・。
萎縮からはやる気は引き出せません。
やる気はうまく行った時に感じる快感から分泌されるような気がします。