HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:公認指導員秩父合宿2

一日目の講習が終わり、夜の部の開催です。

宿泊先の和紙の里は島根県石州半紙、岐阜県の本美濃紙、そして埼玉県東秩父村小川町の細川紙

の三つがユネスコ世界遺産に登録され、その和紙の体験工房が併設された文化施設です。

総勢15名、文字通り太鼓馬鹿の集まりで、懇親会は太鼓の話ばかりです。

ただ宴会を行うばかりでなく、太鼓の指導方法について語り合うという企画を提案、

私は中高年太鼓ならではの悩みを解決する手だてはないものか、を提議させてもらいました。

そんな話の中から、あるメンバーから、耳の不自由な会員がいて、どう指導したらいいものか、

という投げかけがありました。あれこれ話をした結果、体を叩いて教えてあげる方法がよい、

という答が納得行くものとなりました。

その後、これって、耳が不自由でなくても通常の練習に取入れられるのでは?と思い当たり、

帰りに電車が一緒になった指導員に話してみると自分のチームでも試してみる、と。

唱歌という方法がありますが、これは体唱歌とも言える新方式かも知れません。

やり方はこうです。打ち手の後ろに立ち、バチか手で打ち手の両肩を叩いてあげる、

こうすることで左右の打ち方が理解できるし、テンポがずれたときもすぐにわかるはず。

唱歌を併用する事でよりわかりやすくなると思います。

唱歌は太鼓の音で聞こえづらいという難点がありますが、体で伝えるとダイレクトにわかる、

これは今度自分たちのチームでも是非試してみたい方法です。