総勢15名、文字通り太鼓馬鹿の集まりで、懇親会は太鼓の話ばかりです。
ただ宴会を行うばかりでなく、太鼓の指導方法について語り合うという企画を提案、
私は中高年太鼓ならではの悩みを解決する手だてはないものか、を提議させてもらいました。
そんな話の中から、あるメンバーから、耳の不自由な会員がいて、どう指導したらいいものか、
という投げかけがありました。あれこれ話をした結果、体を叩いて教えてあげる方法がよい、
という答が納得行くものとなりました。
その後、これって、耳が不自由でなくても通常の練習に取入れられるのでは?と思い当たり、
帰りに電車が一緒になった指導員に話してみると自分のチームでも試してみる、と。
やり方はこうです。打ち手の後ろに立ち、バチか手で打ち手の両肩を叩いてあげる、
こうすることで左右の打ち方が理解できるし、テンポがずれたときもすぐにわかるはず。
口唱歌を併用する事でよりわかりやすくなると思います。
口唱歌は太鼓の音で聞こえづらいという難点がありますが、体で伝えるとダイレクトにわかる、
これは今度自分たちのチームでも是非試してみたい方法です。