そのうちの一つはお囃子クラブで江戸囃子を教えて欲しいというもの。
相談を受けたメンバーも普通の太鼓ならいざ知らず、
譜面もわからないので一度相談に乗ってくれないかと。
口唱歌譜を見ましたが、私もお囃子は未知の分野で残念ながら詳細わかりません。
帰宅後、ブロ友の虎落笛さんがお囃子をやっているのを思い出し、相談してみました。
江戸囃子と一口でいっても、いろいろな流派があり、
また伝搬先で独自の発展を遂げているので実際は譜面からだけでは読み取れないそうです。
それでも時間を作ってくれて、カラオケに本人のmy太鼓を持ち込んでの特訓を。
あらかじめ譜面に強中弱も書き込んできたものを持参していただき大いに助かりました。
やはり生の太鼓に接してやってみるのはとても有用で、二時間ばかりの講習でしたが
何となく全体のイメージを掴む事ができました。
デモ演奏をスマホの動画に収めさせていただき、メンバーにも配信しました。
小学校の場所も遠いし、わけのわからないお囃子を教えるのだから普通は断っちゃいますよね。
でも、お囃子って一日聴いていても飽きないという不思議な魅力がある、
とても日本的な音作りがされていて、西洋音楽とはまったく違う、
アドリブではないけれどとてもスリリングな展開、掛け合いの妙がある、
鉦や笛も素敵、と思うのでせっかくのこの機会にお囃子に触れてみよう、と相成りました。
また世界が広がると楽しいなあ。