原発の 事故でふるさと 消滅し
NHKのドキュメンタリー番組が放送されていましたが今更ながら戦慄の内容でした。
全電源喪失後88時間目に、2号機の格納容器破壊の危険性が現実のものになっていたそうです。
1号機、3号機水素爆発で大量の放射性物質がまき散らされましたが
2号機はその比ではない、東日本壊滅の危機が迫っていたとの事。
現場ではまさに命がけの対応が行われていましたが、
2号機格納容器の内圧がゼロになった時、(東)日本の終わりを覚悟したそうです。
奇跡的にそれをまぬがれましたが、なぜそうなったかの原因もまだわかっていないそうです。
現場の必死の電源復旧対応で最悪の事態は回避できたとのこと、
ひょっとすると日本は一旦終わっていたかも知れないという状況だった・・・。
海沿いにある発電装置を高台に移転させる案もあったそうですが実現には至らなかった。
想定外・・・?
この辺は今後司法の場で裁かれる事になるでしょう。
事故後、数日経ってからグーグルマップで福島の状態を見ましたが
これを見た世界中の人々は恐らく日本は終わったと感じたに違いありません。
さいわい、日本壊滅は免れましたが、まだまだ安心できる状態にはほど遠く、
原発は日本のあちこちに存在しています。
今後どうするのかは国民が決めて行くべきでしょう。