ひょっとこやおかめの面をつけた子供達がユーモアたっぷりに演じます。
お囃子は締め太鼓3台、付け太鼓(大太鼓)1台、鉦、拍子木の組み合わせ。
お囃子のリズムは独特で、裏拍が多用されています。
締め3台のうち1台は地打ち、2台は拍子を入れて軽快に音を奏でます。
大太鼓はスットンスットンスッドンドンのように合間を埋めて行きます。
このリズム感、いつまで聞いていても飽きません。
それこそお祭りで一日中流れていてもまったく問題無し。
日本の伝統芸能、特にお囃子はそういうところがありますね。
多分に西洋的な音楽に影響を受けていると思われる創作系和太鼓にはない魅力かも。
お囃子も体験学習で身に付けるしかなさそうで、あまり理屈や理論も必要ないのではないか、
何も考えずにリズムに身を任せられるから、聞いている方も開放されるのではとも思えます。
頭で考えるととっても難しそうな裏拍を、絶妙な間合いで演奏しきっちゃってます。
一点だけ、笛は地元の長老が演奏していましたが、これがほんとに音が枯れちゃってもう少し
軽快な音だったら文句無しだったんですけど。