HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

鼓論:太鼓のいろは「な」

太鼓のいろは、今回は納得の「な」です。

納得する事、させる事、太鼓に限らず、人が自ら動こうとするのは本人が納得する時。

実生活では納得せずに動く事はよくあること、会社での上司の命令であったり、

ノルマをこなすための実働だったり、その他理由を知らされずにやるっきゃない、という

シーンはけっこうあるもの。

でもこれってとても効率が悪い。効率が悪いだけではなく、本人の身に付かないという負のおまけつき。

それを解消するのが納得というキーワードです。

昔ながらの習い事は理屈抜きで、とにかく習うより慣れろ方式で反復練習を重ねるのが通例。

これはこれで否定されるものではありませんが、わけわからず修練するよりはわけがわかってやる方が

圧倒的に伸び率が高まります。

自分がやる時は自分で納得すること、人に伝える時は納得させること、がとても大切になります。

納得できる演奏、納得させる演奏、それを実現するためには練習にも納得して臨む事が大事。

基礎打ちでも、基礎だからとただやらされるよりは何のためにやらされるかに納得すると

単調なものも楽しくもなり、長続きするようになるように思えます。