HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:テンポキープ

先日、基礎打ちでのテンポキープの重要性を伝え指導を行いましたが十六分の細かいフレーズになると

みんなバラバラ、全然揃わない事が判明。

基礎打ちではまず基本のテンポを体に入れて自分がメトロノームのようになる必要ありです。

この感覚を身につけないと演奏での下拍子を支える事ができないし、

上拍子でも結果的に勝手に打つ事になってしまいます。


フラットにドコドコドコドコと打てるのが理想ですが、そうすると打っている最中に自分が迷子に

なってしまうようで、しまいにはばらけてしまいます。

ドカンを使って基本のテンポは流しているのですがそれに合わせるのも自分でテンポを刻めないと

なかなかにムズカシイもの。

そこで改善のヒントとして、ドコドコの最初のドにアクセントを置いて打つ事を提案しました。

そうする事で継続するテンポ感を体感でき、迷子になりにくくなります。

それでテンポ感が体に入ったらフラットな打ち方でチャレンジすればよろしいかと。


この日は一日練習でしたが参加人数が少なく、午前と午後と殆どの人が入れ替わったため

同じ事を繰り返し伝えました。

本曲の中に基礎打ちのフレーズがたくさん出て来る事、

基礎打ちのフレーズと本曲のフレーズを意識してリンクすること、

テンポをきちんとキープできる事で演奏が成り立つこと、

まずはこれらを意識して練習に臨んで欲しいと思います。

なんだかただダラダラと太鼓を打ち続けてもそれは打っているだけで演奏にはならない気がします。