HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

魅力の太鼓

先日太鼓協会の会長とスリランカの報告を含めいろいろ話をしました。

その中で、太鼓団体や太鼓演奏はプロアマ含めその数はかなりのものになりましたが創作和太鼓の

歴史はたかだか4~50年、まだまだの事もたくさんあると。

プロの中でも曲芸まがいの超テクニックを売りにする人もいるけれど、いかに超絶技巧でもそれを

もう一度観てみたい、聴いてみたいと思わせる内容でないと自己満足に終わってしまうのではないかと。

極端な話、驚きはあっても感動がなければ太鼓の演奏ではないのでは?

ぎこちなくても感動する太鼓はあるわけでそういう演奏はもう一度観てみたいなあと素直に思います。

これだけ太鼓団体が増えて来るとどうしても似たり寄ったりになるのもいたしかたない事、

それでもこの演奏はまた聞いてもよいなあと思わせる何かがないと埋もれてしまいます。

世の中に無数にある歌、ヒット曲はなにか心に訴えるものがあるような気がします。

その時の時代性や世の中の感性でヒット曲の内容も変わりますが、名曲として歌い継がれている曲は

ある意味普遍的な感動を含むものではないかと。

もの凄い数の曲が生まれて来ますが、残念ながらその殆どは人々の記憶には刻まれません。

太鼓の曲も同じ事が言え、たかだか4~50年では太鼓の名曲は生まれていないのかも。

果たしてまたまたまたまた聴いてみたい観てみたいという太鼓の国民的名曲は生まれるのでしょうか。

メロディがない太鼓では難しい?

何度聴いてもどこで観ても感動する魅力の太鼓、

それはひょっとすると曲ではなくて打ち手によるものなのかも。