天災と 人災の差は 紙一重
伊豆大島の台風被害は甚大なものとなってしまいました。
最近の傾向としてはかつて経験のない降雨があるとの天気予報がしばしば流れること。
先の東北大震災の時も想定外の津波に襲われたとしてそれを免罪符にする傾向が。
大島町長は夜中の避難勧告を発令する事なく、その日は町長副町長とも不在であったとか。
強力な台風が来る事は予知されており、そのなんらかの対策はできたように思う。
経験のない事に関しては人間は鈍感である。
まさかこんな事になるとは考えてもみなかった・・・という。
しかし、大島の土石流は過去にも発生して死者が出ている。
台風は毎年やってくるもの、現代人は慢心しているのかも知れない。
報道は起きてしまったことに大騒ぎしているが、大災害を想定して啓蒙して行く姿勢も今後問われよう。
天災はいつかやってくるものだけれどその被害を大きくするのは人災という事を肝に銘ずべきだろう。